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時計に関するＱ&Ａ
ここでは、日ごろよくお客様から聞かれる質問を解説していきたいと思います。
Ｑ 腕時計の電池交換料金が店によって違うのは、どうしてですか？
Ａ まず使っている電池が店によって違うのと、技術の違いです。単純な構造の時計の電池を入れ替えるだけなら誰にも出来ます。しかし、時計によって複雑な構造の物もあり時計の機械的なことをわかっていないと時計を壊してしまうこともあります。たくさんの電池交換をしていれば、どんな技術者でも誤って、傷つけたり、壊してしまったりすることもあります。しかし技術者ならそれに対してきちんとした対応が出来るのですが、素人がやっているような店では、壊しても、壊したことさえ解からず、｢この時計は、電池切れではなく、機械の故障です。｣などと言われたりしてしまいます。
あきらかに誰かが傷つけたことによって動かなくなった時計が、当店に修理で持ち込まれ、聞いてみると、某ホームセンターの時計売り場で電池交換してもらったところ、機械の故障だと言われ当店に修理に持ってきたとのこと、自然と傷つく場所ではなく、まして持ち主が自分で傷つけるはずもない。あきらかにその店で壊されてしまったのです。このような例が数多くあります。当店の電池だけの販売価格は、六百円です。通常の電池交換料金が千二百円ですから、半分は技術料なのです。商品は安売りできても、長年築き上げた技術は安売りできないのです。
Ｑ 他の店で、防水時計なので電池交換できないと断られてしまったのですができませんか？
Ａ 大丈夫です。当店で防水試験機を置いてありますので一時間位のお預かりで出来ます。
飽和潜水用のヘリウムガスを対応のダイバーズウオッチなど一部メーカー出しになるものもあります。
防水時計でも防水検査の必要のない人は電池交換だけでも出来ますのでお申し付けください。
Ｑ かなり古い時計ですが修理できますか？
Ａ メーカーからの部品の供給義務は、その時計の製造終了後７年間です。これは法律で義務付けられていますのでこの期間なら修理可能です。部品の供給がストップしていたとしても代替部品で代用できる場合もありますし、油切れで分解掃除するだけで動くこともあります。サビなどによって部品交換が必要になる場合を除き機械式時計ならかなり古いものでも修理可能です。いちどご相談下さい。
新しいものでも、何処で作っているか解からないようなノンブランド物は、修理不能の物もございます。この場合もご相談下さい。
Ｑ 最近電波時計というのが、出ているようですがどういった物なのでしょうか？
Ａ 電波時計とは、郵政省の発信する電波を、時計に内蔵した受信アンテナにて受信し時刻を秒単位まで自動修正すると言う時計です。
１９９９年６月１０日から日本の標準時刻を知らせる電波が新しくなり、今までのものよりも受信しやすくなりました、それにより各社から電波時計が多数発売し始めたわけです。ただ何処ででも受信出来る訳ではなく、ビルなどの鉄筋コンクリートの建物の中や、電波の方向に大きな建物があったりするとキチンと受信できなくなってしまいます。また都内などで携帯電話等他の電波が飛びかっている場合、受信できない場合があるようです。
電波をキチンと受信できれば、常に日本標準時刻に合っているわけで、時間合わせをするのが大変な、高いところに掛けている掛け時計などは、時間調整不要なのですから大変便利だと思います。合わせて電池寿命の長いものであれば理想的でしょう。
Ｑ エコドライブという時計をテレビＣＭ等でよく見ますが、本当に光りある限り動きつづけるのですか？
Ａ エコドライブとは、太陽の光によって充電するタイプの時計でシチズンから出しているものの呼び名です。ちなみにセイコーから出ていているものはソーラーといいます。電池交換不要という売り文句で発売されていますが、実際には太陽の光を蓄えておく二次電池やキャパシタなどと呼ばれる充電池が必要です。車や携帯電話のバッテリーに近いものだと思っていただければ良いと思います。車や携帯電話と違うのは、時計は僅かな力で動くので一回ﾌﾙ充電してしまえば、まったく光に当てなくても長いもので一年以上、短いものでも一ヶ月位（時計によって違います）は動きます。携帯電話のように頻繁に充電を繰り返さずに済むので、かなり長い期間しようしてもバッテリーがもつようにできいるのです。しかし他のバッテリーに寿命があるように時計の場合も必ず寿命があります。メーカー側（シチズン）では約２０年位はもつということです。モデルによってはケースや時計自体がそんなに持たない作りをしているものもありますので、エコドライブといっても永久に使用できるわけではありません。かえって機械式時計をメンテナンスしながら使用したほうが長く使用できる思います。
その他、疑問、質問等がありましたらお気軽にﾒｰﾙください。
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